学問・資格
2021年8月22日 (日)
2021年7月 5日 (月)
1111年11月11日
「昔のカレンダー」を制作中です。そんな中
「1111年11月11日(ユリウス暦)」は「天永02年10月09日」です。
第74代鳥羽天皇の治世でした。
どんな年だったのでしょう。ネット検索では
「 天永2年(1111)8月12日の「長秋記」によると、左方の相撲人を「右使奪取了」(*8)という事件が起こっています。」(参考元)
相撲の起源のような記事の一部で、人気が廃れ、相撲人が集まらないので、左方のお相撲さんを右方が奪ったという事があったのでしょうか。
今は東方・西方ですが、当時は左方・右方だったようです。左方が今の東方だそうです。
当時の相撲は天覧試合のようで、内裏の南が会場だったそうです。「天子南面す」というから、天皇は北を背にして座ったのでしょう。天皇から見て左方は東、右方は西という事から左右が東西になったのかも。
天仁3年7月13日(1110年7月31日)に天永(天永元年7月13日)に改元されました。彗星が現れたからという事です。
また、Weblio 辞書の記事では
「天永3年10月20日(ユリウス暦1112年11月11日) 伊豆七島が噴火。同年11月2日(ユリウス暦同年11月22日)にも噴火した。」
とあります。
1111年(ウィキペディア)という項目もありました。
彗星ですが、「1110年6月4日 C/1861J1(Great comet)」(元記事)にこの彗星が近日点通過とありました。
テバット彗星と言うそうで、C/1110 K1と同一説があるそうです。1110だから、この改元の元になった彗星ですよね。もっとも、現在でもはっきりとはしないようです。
今回は、「1」が並んだ日にちを中心にピックアップしてみました。グレゴリオ暦や紀元とかでも探してみるのも面白そうです。
2021年6月11日 (金)
元号の並べ方_令和は248番目で232代目
昔のカレンダーを鋭意制作中です。製作?かな。日本語は色々難しいわけですが、元号も複雑でした。
元号を年代別に並べるのですが、南北朝の扱いをどうしよう、というわけです。
南北朝は無視して、元号の開始年月を基準に並べると、大化~令和まで248個の元号が並びます。(元号の数を個で数えてよいのかな?)
一方、南朝の元号を正統な元号だとすると、南北朝統一時の元号は北朝最後の「明徳」になるみたいなので、令和は232代目になります。
南朝が正統とはいえ、歴代天皇を見ると、102代後小松天皇は北朝最後の天皇であり、北朝に南朝が併合されたように見えます。
最初は後醍醐天皇の南朝が正統だとしても、その後、北朝に変わったとしても良いのではと思ってしまいます。元々は兄弟だったみたいだし。
そうすれば、年号も一本化できて、私のような歴史に疎い学生にもわかり易くて、テストで悩むことも無かったでしょう。(歴史ではなく地理専攻でしたけど。)
(今回はウィキペディアさん、有難うございました。わかりやすくまとまっていて助かりました。)
元号の年代については諸説あるみたいですが、以下のようにまとめることにしました。(右側が切れていたらウィンドウの幅を広げて下さい。)
飛鳥時代 | 1 | 大化 | ||||||
2 | 白雉 | |||||||
- | ||||||||
3 | 朱鳥 | |||||||
- | ||||||||
4 | 大宝 | |||||||
5 | 慶雲 | |||||||
6 | 和銅 | |||||||
奈良時代 | 7 | 霊亀 | ||||||
8 | 養老 | |||||||
9 | 神亀 | |||||||
10 | 天平 | |||||||
11 | 天平感宝 | |||||||
12 | 天平勝宝 | |||||||
13 | 天平宝字 | |||||||
14 | 天平神護 | |||||||
15 | 神護景雲 | |||||||
16 | 宝亀 | |||||||
17 | 天応 | |||||||
18 | 延暦 | |||||||
平安時代 | 19 | 大同 | ||||||
20 | 弘仁 | |||||||
21 | 天長 | |||||||
22 | 承和 | |||||||
23 | 嘉祥 | |||||||
24 | 仁寿 | |||||||
25 | 斉衡 | |||||||
26 | 天安 | |||||||
27 | 貞観 | |||||||
28 | 元慶 | |||||||
29 | 仁和 | |||||||
30 | 寛平 | |||||||
31 | 昌泰 | |||||||
32 | 延喜 | |||||||
33 | 延長 | |||||||
34 | 承平 | |||||||
35 | 天慶 | |||||||
36 | 天暦 | |||||||
37 | 天徳 | |||||||
38 | 応和 | |||||||
39 | 康保 | |||||||
40 | 安和 | |||||||
41 | 天禄 | |||||||
42 | 天延 | |||||||
43 | 貞元 | |||||||
44 | 天元 | |||||||
45 | 永観 | |||||||
46 | 寛和 | |||||||
47 | 永延 | |||||||
48 | 永祚 | |||||||
49 | 正暦 | |||||||
50 | 長徳 | |||||||
51 | 長保 | |||||||
52 | 寛弘 | |||||||
53 | 長和 | |||||||
54 | 寛仁 | |||||||
55 | 治安 | |||||||
56 | 万寿 | |||||||
57 | 長元 | |||||||
58 | 長暦 | |||||||
59 | 長久 | |||||||
60 | 寛徳 | |||||||
61 | 永承 | |||||||
62 | 天喜 | |||||||
63 | 康平 | |||||||
64 | 治暦 | |||||||
65 | 延久 | |||||||
66 | 承保 | |||||||
67 | 承暦 | |||||||
68 | 永保 | |||||||
69 | 応徳 | |||||||
70 | 寛治 | |||||||
71 | 嘉保 | |||||||
72 | 永長 | |||||||
73 | 承徳 | |||||||
74 | 康和 | |||||||
75 | 長治 | |||||||
76 | 嘉承 | |||||||
77 | 天仁 | |||||||
78 | 天永 | |||||||
79 | 永久 | |||||||
80 | 元永 | |||||||
81 | 保安 | |||||||
82 | 天治 | |||||||
83 | 大治 | |||||||
84 | 天承 | |||||||
85 | 長承 | |||||||
86 | 保延 | |||||||
87 | 永治 | |||||||
88 | 康治 | |||||||
89 | 天養 | |||||||
90 | 久安 | |||||||
91 | 仁平 | |||||||
92 | 久寿 | |||||||
93 | 保元 | |||||||
94 | 平治 | |||||||
95 | 永暦 | |||||||
96 | 応保 | |||||||
97 | 長寛 | |||||||
98 | 永万 | |||||||
99 | 仁安 | |||||||
100 | 嘉応 | |||||||
101 | 承安 | |||||||
102 | 安元 | |||||||
103 | 治承 | |||||||
104 | 養和 | |||||||
105 | 寿永 | |||||||
106 | 元暦 | |||||||
鎌倉時代 | 107 | 文治 | ||||||
108 | 建久 | |||||||
109 | 正治 | |||||||
110 | 建仁 | |||||||
111 | 元久 | |||||||
112 | 建永 | |||||||
113 | 承元 | |||||||
114 | 建暦 | |||||||
115 | 建保 | |||||||
116 | 承久 | |||||||
117 | 貞応 | |||||||
118 | 元仁 | |||||||
119 | 嘉禄 | |||||||
120 | 安貞 | |||||||
121 | 寛喜 | |||||||
122 | 貞永 | |||||||
123 | 天福 | |||||||
124 | 文暦 | |||||||
125 | 嘉禎 | |||||||
126 | 暦仁 | |||||||
127 | 延応 | |||||||
128 | 仁治 | |||||||
129 | 寛元 | |||||||
130 | 宝治 | |||||||
131 | 建長 | |||||||
132 | 康元 | |||||||
133 | 正嘉 | |||||||
134 | 正元 | |||||||
135 | 文応 | |||||||
136 | 弘長 | |||||||
137 | 文永 | |||||||
138 | 建治 | |||||||
139 | 弘安 | |||||||
140 | 正応 | |||||||
141 | 永仁 | |||||||
142 | 正安 | |||||||
143 | 乾元 | |||||||
144 | 嘉元 | |||||||
145 | 徳治 | |||||||
146 | 延慶 | |||||||
147 | 応長 | |||||||
148 | 正和 | |||||||
149 | 文保 | |||||||
150 | 元応 | |||||||
151 | 元亨 | |||||||
152 | 正中 | |||||||
153 | 嘉暦 | |||||||
154 | 元徳 | --正統順-- | ---------------年代順-------------- | |||||
155 | 元弘 | 155 | 1331_元弘 | 156 | 1332_正慶 | |||
南北朝時代・室町時代 | 157 | 建武 | 156 | 建武 | 南朝(大覚寺統) | 北朝(持明院統) | ||
157 | 延元 | 158 | 1336_延元 | 159 | 1338_暦応 | |||
158 | 興国 | 160 | 1340_興国 | 161 | 1342_康永 | |||
162 | 1345_貞和 | |||||||
159 | 正平 | 163 | 1347_正平 | 164 | 1350_観応 | |||
165 | 1352_文和 | |||||||
166 | 1356_延文 | |||||||
167 | 1361_康安 | |||||||
168 | 1362_貞治 | |||||||
169 | 1368_応安 | |||||||
160 | 建徳 | 170 | 1370_建徳 | |||||
161 | 文中 | 171 | 1372_文中 | 172 | 1375_0329永和 | |||
162 | 天授 | 173 | 1375_0626天授 | 174 | 1379_康暦 | |||
163 | 弘和 | 175 | 1381_0306弘和 | 176 | 1381_0320_永徳 | |||
177 | 1384_0319至徳 | |||||||
164 | 元中 | 178 | 1384_0518元中 | 179 | 1387_嘉慶 | |||
180 | 1389_康応 | |||||||
165 | 明徳 | 181 | 1390_明徳 | |||||
南北朝合一後 | 182 | 応永 | 166 | 応永元年7月5日は明徳5年7月5日 | ||||
183 | 正長 | 167 | ||||||
184 | 永享 | 168 | ||||||
185 | 嘉吉 | 169 | ||||||
186 | 文安 | 170 | ||||||
187 | 宝徳 | 171 | ||||||
188 | 享徳 | 172 | ||||||
189 | 康正 | 173 | ||||||
190 | 長禄 | 174 | ||||||
191 | 寛正 | 175 | ||||||
192 | 文正 | 176 | ||||||
戦国時代 | 193 | 応仁 | 177 | |||||
194 | 文明 | 178 | ||||||
195 | 長享 | 179 | ||||||
196 | 延徳 | 180 | ||||||
197 | 明応 | 181 | ||||||
198 | 文亀 | 182 | ||||||
199 | 永正 | 183 | ||||||
200 | 大永 | 184 | ||||||
201 | 享禄 | 185 | ||||||
202 | 天文 | 186 | ||||||
203 | 弘治 | 187 | ||||||
204 | 永禄 | 188 | ||||||
205 | 元亀 | 189 | ||||||
安土桃山時代 | 206 | 天正 | 190 | |||||
207 | 文禄 | 191 | ||||||
208 | 慶長 | 192 | ||||||
江戸時代 | 209 | 元和 | 193 | |||||
210 | 寛永 | 194 | ||||||
211 | 正保 | 195 | ||||||
212 | 慶安 | 196 | ||||||
213 | 承応 | 197 | ||||||
214 | 明暦 | 198 | ||||||
215 | 万治 | 199 | ||||||
216 | 寛文 | 200 | ||||||
217 | 延宝 | 201 | ||||||
218 | 天和 | 202 | ||||||
219 | 貞享 | 203 | ||||||
220 | 元禄 | 204 | ||||||
221 | 宝永 | 205 | ||||||
222 | 正徳 | 206 | ||||||
223 | 享保 | 207 | ||||||
224 | 元文 | 208 | ||||||
225 | 寛保 | 209 | ||||||
226 | 延享 | 210 | ||||||
227 | 寛延 | 211 | ||||||
228 | 宝暦 | 212 | ||||||
229 | 明和 | 213 | ||||||
230 | 安永 | 214 | ||||||
231 | 天明 | 215 | ||||||
232 | 寛政 | 216 | ||||||
233 | 享和 | 217 | ||||||
234 | 文化 | 218 | ||||||
235 | 文政 | 219 | ||||||
236 | 天保 | 220 | ||||||
237 | 弘化 | 221 | ||||||
238 | 嘉永 | 222 | ||||||
239 | 安政 | 223 | ||||||
240 | 万延 | 224 | ||||||
241 | 文久 | 225 | ||||||
242 | 元治 | 226 | ||||||
243 | 慶応 | 227 | ||||||
244 | 明治 | 228 | ||||||
245 | 大正 | 229 | ||||||
246 | 昭和 | 230 | ||||||
247 | 平成 | 231 | ||||||
248 | 令和 | 232 | ||||||
年代順 | 正統順 |
南北朝の元号の前の数値は開始年月日です。これで順番を決めました。
それにしても、元号の名前がかぶらないということは、当時、連綿とした昔の元号を知っていた、ということですよね。これって凄いですね。
私なんか自分の事でも、昔の事は忘れているのに。(無かったことにしたい、とも言う)。
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なお、国立天文台の「日本の暦日データベース」では、
元中ー明徳ー応永と続いてました。
また、南北朝では、それぞれの元号での日時が併記されていました。
閏月、カレンダーではこれが曲者。大とか小とかも。
2021年6月 6日 (日)
昔のカレンダー
エクセルで万年カレンダーを関数で作ってみました( 元記事 )。
その時、エクセルの日付の元になるデータでは、1900年はうるう年ではないのに2月29日があるので、それ以前は一日ズレるんだそうです。
エクセルでは1900年1月1日0:00を1.0として、一日を1としたシリアル値というもので日付データを管理しています。
試しに、A1のセルに 1900/2/27 と入力すると、エクセルは自動的に日付として判断してくれます。
A2のセルに =A1+1 を入れると、A2のセルには 1900/02/28 と表示されます。日付のセル(のシリアル値)に1を加算すると翌日になるからです。
A2のセルをそのまま下にコピーすると
2月29日が表示されます。国立天文台の「日本の暦日データベース」から1900/02/25から10日間の日付を求めると
となり、1900/02/29はありません。
なので、さきほどのエクセルの表で、B列に左隣りのセルを参照して、セルの表示を和暦にすると
A列は上のセルに+1してあります。なので、エクセルでの計算上、2/28に+2をしないと翌日の3/1にはなりません。
1900/02/29を日付計算に含める時には、注意しないと存在しない2/29の為に1日ズレる事になります。
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さて、過去の日付についてですが、明治のカレンダーはどうなっているのか気になり、調べてみました。
慶応4年9月8日(1868年10月23日)に慶応年間は終わりになり、それまでの慣習だと同日が明治4年9月8日となるはずでした。
ただ、「一世一元の詔下」(一つの元号につき一人の天皇とする)というルールを定めた関連で、慶応4年は1月1日までさかのぼって明治にするという事になりました。
なので、慶応4年1月1日~9月8日までは明治元年でもあることになりました。
しかし、これは不便なので、先ほどの国立天文台の「日本の暦日データベース」では
となっていて、慶応4年も存在しています。史実でも存在しているのだから当たり前ではありますが。
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過去のカレンダーを考える時、新暦、旧暦とか、グレゴリオ暦、ユリウス暦といったものを考慮する必要があります。
国立天文台の「日本の暦日データベース」では「西暦の日付は、1582年10月15日以後はグレゴリオ暦、それより前はユリウス暦の規則に従った日付となります。」とあります。なので、
天正10年9月18日は1582/10/04ですが、翌日の天正10年9月19日は1582/10/15になっています。
過去の日付、例えば文献などに表記されている日時は、当時利用していた暦にょるものなので、こういう扱いは合理的だし正しいと思います。
そして、旧暦問題。
日本では明治5年12月2日(1872年12月31日)まで旧暦という暦を使っていましたが、明治6年からはグレゴリオ暦に変わりました。これは具体的には以下のようになったという事です。
となり、明治5年12月02日の翌日が明治6年1月1日になってしまいました。
これって明治5年は一年の長さが328日に短くなったという事です。
旧暦では大の月(30日)と小の月(29日)が年によって違っていたり、閏月といって、年13カ月になる年があったりで、和暦と西暦との変換は計算では難しい、というか不可能では、と思います。
さらに、旧暦にも種類があるので、現代の我々が古書にある和暦の年月日が西暦だといつになるのかは、年表だよりになってしまうのも仕方ありません。
なので、私は国立天文台の「日本の暦日データベース」を信用するしかありません。このデータベースでは
神武元年1月1日以降の和暦に対応しているようです。信憑性に関しては、私の場合は信じるしかありませんが、臨機応変といった所です。
一応断っておきます。国立天文台の「日本の暦日データベース」の表示例は一部をトリミングしています。実際は
西暦・和暦・紀元・年の干支・日の干支が表示されています。
古い文献などだと干支表記があるからでしょうか。
「大化の改新」は645年と歴史の授業では教わりましたが、「乙巳の変」ともいうそうです。
今回調べてみると、暗殺事件が起きたのは皇極天皇4年6月14日(645年7月12日)。
大化は日本では最初の元号で、皇極天皇4年6月19日(645年7月17日)が大化が始まった日となっています。
データベースでは「皇極天皇4年」は1月1日までさかのぼって「大化元年」になっています。仕様ですね。改元年については補正が必要という事です。
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最近の改元日です。
明治の改元日。上でも述べましたが再掲します。
大正の改元日
明治天皇は明治45年7月30日午前0時43分に崩御。30日は当初は明治45年だったがその後明治は29日迄で、30日から大正とする事が公式に決まった。(崩御当日に改元の詔書(明治四十五年七月三十日以後ヲ改メテ大正元年ト為ス)を発した。)
昭和の改元日
大正天皇は大正15年12月25日に崩御。午前1時だった。公式には、大正は24日まで、25日から昭和となった。(崩御当日に改元の詔書(大正十五年十二月二十五日以後ヲ改メテ昭和元年ト為ス)を発した。)大正改元と同じですね。
平成の改元日 昭和天皇は昭和64年1月7日に崩御。
令和の改元日 天皇崩御と無関係。だったら年末にすればと思ってしまう。
現在、元号法という法律に基づいて元号は決まっています。
元号が無い、または決まっていない年は、慣習で今上天皇の名前の年、神武天皇元年とか称しているので、今後天皇制が廃止になったら元号は無くなってしまうのでしょうか。昭和の次の元号をどうするかの議論では、廃止もあったそうです。
将来は西暦だけになるとか、新たに星歴とか宇宙歴なんかが出来るのかも。学生には、いや普通に暮らすだけでもその方が便利そうです。
役場などで日付を記入する時、いつも悩んでしまいます。西暦の年すらすぐ出てこなかったり。年号以前ですね。
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過去のある日が西暦で何年何月何日なのかは、非常に複雑です。閏月とかまざると、もう私にはお手上げです。
なので、やはり年表を用意して調べるのが簡単で確実です。市販のものもいろいろあるようです。
買わなくても、国立天文台の「日本の暦日データベース」を利用して、西暦順に年表を作っておけば良いわけです。
もちろん、その都度データベースから引用すれば良いのですが、大化元年のように、改元日ではなく1月1日までさかのぼって大化元年とされていたのでは、当時の状況を再度検討せざるをえません。なので、やはりそれらを加味した年表を作っておいて利用するのが便利です。
実はエクセルで作り始めました。まだ飛鳥時代の大化~和銅が終わっただけです。645年~715年。まだ100年も終わってません。
2021年まで完了するのは、いったいいつになるのやら。
PS.
年表を作りながら、改元の日を確認したり、気になる事柄をネットで調べたりと、なかなか歴史の勉強みたいで面白いです。
なんといっても、試験が無いのが良いですね。勉強というと強いられるものですが、それが無いのは、何というか、自由でしょうか。そんな気分です。
ただ、せっかく調べても、すぐ忘れてしまうのは残念です。
2021年5月 2日 (日)
令和2年(2020)年度確定申告
確定申告を「e-Tax確定申告書作成コーナー」から済ませました。まあ、3月10日に完了しているので、2ヶ月近く前の話です。
Freeeで帳票を作成し、その電子帳票をe-Taxソフトから発送というのが簡単らしいのですが、今回は、作成コーナーからB票と収支内訳書を作成して申請することにしました。というのは、e-Taxソフトの使い方がいまいちよくわからなかったのと、Freeeで作成したB票と収支内訳書の内容を転記するだけで済みそうだったので、作成コーナーを利用することにしました。
1回目 B票を作成すると送信するかどうか聞いてきます。収支内訳書がまだなので、送信せずにB票の作成は完了。次に収支内訳書を作成したのですが、作成した書類を同時に送信する方法がわからずやり直すことに。
2回目 収支内訳書を作成後、つづけてB票を作成すると同時に送信できるとあったので、収支内訳書の作成からあらためて開始。途中、固定資産の項目はスキップしてB票の作成へ進み、送信しようとしたら、別途固定資産のリストを送信するようにと指示があり、これまたやり直す事に。
おそらく、追加修正する方法もあったのだろうけれど、調べてもわからなかったし、転記するだけなのでたいした手間ではなかったので、やり直しを選びました。
3回目 固定資産の項目も入力。これは、Freeeの固定資産台帳の内容とほぼ同じだったので、転記するだけで簡単でした。最後に送信する時、「他に送信する書類がある」とかいう項目がデフォルトでオンになっていたのは、収支内訳書とB票の2つがあるからオンになっているのかなと思い、デフォルトのオンのまま送信しようとしたら、追加書類の電子ファイルへの参照が開いてしまい、戸惑ってしまった。結局、この項目は、オンのチェックを外して送信することで良かったのだ。もう少し説明が欲しい所だ。戻り方がわからないというか、確実に送信できるかどうか不明だったので、やり直すことに。
4回目 3回目の最後で、デフォルトのチェックを外して送信。やっと完了だ。
今回の確定申告では、事業収入以外には年金がある。3割減の年金額は70万円くらいなのだが、所得額は14万円とだいぶ小さい。どういう計算かは知らないが、本来年金とは最低限度の文化的生活が可能な額だったと思うので、課税されたり3割減額されたりとかありえないはず。だけど所得税の対象らしい。で、事業所得も含めた今年の所得税は3千円ほどでした。
所得税はペイジーで支払ったのですが、確認番号で悩みました。これは、電子納税を行う際に必要な納税用確認番号のことです。利用者識別番号を取得した時に一緒に発行されてましたが忘れてました。
変更はe-Taxソフトで可能です。webには申請の都度発行されるとか書いてあって混乱しました。どういう意味かはわかりませんが、私の場合は過去の番号で送金完了できました。
確認番号はe-Taxソフトで変更しようとしても、変更前の番号はわかりません。私の利用者識別番号は一昨年に税務署で発行してもらいましたが、その時にどうせ必要になるからということで、いくつかの番号を登録してありました。その一つが確認番号で、識別番号の用紙にメモ書きしてありました。過去の自分、goodです。
全般には、今年もe-TaxソフトやJAVAの最新版への更新から作業が始まり、4回目で無事送信完了できました。じつは前の週に一度トライしてましたが、挫折して、3月10日の申請は2度目のトライでした。それでも二日間で申請できたのは僥倖(ぎょうこう) でしょうか?幸運で申請できたという評価はアレかな~。
2015年8月 9日 (日)
三針法のピン配置について(オネジの有効径測定)
◆ オネジの有効径を三針法で測定する場合について
図1のようにそれぞれを配置し、ピンの外側をマイクロメーターで測定しています。
図1
ピンの配置は、図2のように配置せよという説明が多いと思います。
図2
鶴巻線一本分なので、その通りではあるのですが、
ピッチが 1.25 以下の場合は図3
のように配置する方が、測定値が安定するように感じています。
さらに、M4x0.5 などの小さいピッチの場合は図4
のように、ピン間をさらに広げて測定する方が良い事が多いです。
一方、ピッチが 1.5 以上の場合は、ピンの間を開けるとマイクロメーターのアンビルよりはみ出してしまってうまくありません。
ピッチが 1.5-3.0 の場合は図1のように配置しての測定が良いようです。
私は以上のような方法で測定しております。
なお、図1-4の作図はフリーの3DCADである、DesignSpark Mechanical 1.0 を使用しました。
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2012年9月24日 (月)
第173回TOEIC公開テスト
昨日、第173回TOEIC公開テストを受験してきました。TOEICは初めての受験でした。
英語は、去年貿易実務検定C級の受験の際、貿易取引に関わる英文、たとえば各種レターや契約に関するメールのやり取りなどの例文、およびその専門用語の勉強はしました。運良く合格したので、その後は英語からは離れていましたが、先月、ふと、一度TOEICを受験してみようと思い、昨日の受験となりました。
実は先月、派遣先を期間満了となり失業し暇になった事と、TOEICのスコアが就職条件になっているのを良く見かけるようになり、たとえ低くても今の点数を知りたくなった事、この2つが主な受験理由でしょうか。
とはいっても、受験する以上は少しでも成績は良くしたいと思い、一ヶ月ですが、出来る範囲で勉強してみようと計画しました。
まず、学習書として「ALL IN ONE Re-Start」、これは去年貿易実務検定の英語対策用として購入してあったもの。TOEICの穴埋め問題用に役立つかな?と思いチョイス。
そして公式問題集「TOEICテスト新公式問題集〈Vol.5〉」、これは TOEIC SQUARE から受験の申し込みをオンラインで済ませた後、そのサイトで紹介されていたので購入。テストの内容を知る事と模擬試験に使うつもりでした。
一ヶ月ではこの位かなとは思ったのですが、ネットを検索していると色々なTOEICの無料学習サイトが公開されていたので、その中の、Yahoo学習 TOEIC デイリーミニテスト なるページを利用することにしました。
公式問題集のテストを模擬試験としてやった成績は315-485。運による正答率が高かったかなとは思いましたが、300-400点は欲しいを思っていたので、まあ満足して、昨日の受験に望みました。
受験会場は専門学校の一室。雨で朝から肌寒い日でしたが、教室内は熱気に満ちてました。設定温度を2度下げたと試験官は言っていましたが、蒸し暑い教室。でも汗をかくほどではなく、少し不快かなという程度。
気温や湿度よりもっと不快だったのは、机の狭さ。去年の貿易実務の失業対策講座は専門学校を使っていました。今回の受験先も専門学校なので、同等の机と椅子を期待してましたが、まるで中学校の払い下げのような机でした。払い下げかどうかはともかく、中高時代が懐かしくなるような代物でした。
身長181、体重105の私にはちょっと窮屈。でも回りはスリムな若者だらけなので、まあ仕方ないかな、と。
試験内容は、模擬試験で使った公式問題集に比べると、リスニングでは文章が5割ほど長かったと感じました。最近は日本語でも長い説明だと前半に何を言われたのか忘れるようになっていたのですが、昨日のパート2以降ではそんな場面がチラホラ。また、TOEICの選択肢はストレートというよりは少しひねった表現になっている場合が多いのですが、その傾向が今回は特に多いというかひどいような気がしました。
思わず「なんじゃこりゃ~」と叫びたくなる衝動を抑えるほど。
まあ私としては公式問題集との比較しか出来ませんので、本番の試験はいつもこんなものなのかも。
公式問題集が難しいと受験者は減りそうだしね。
リーディングは、本番でも180番で時間切れ。181-200番は感だけで解答を埋めました。
模擬試験の時、パート5はちゃんと考えれば正解していた問題が多かったので、パート5に20分近く費やしました。
パート6以降も、質問をざっと読んでから本文全てに目を通し、選択肢を選んでましたが、本文中の単語で選択できそうな問題は少なかったように思いました。おかげで、アレ?と思う問題続出。時間無いのに焦ることしきり。180まで終わった時点で残り時間は3分程。まあ実力からはこんなものなのでしょう。
試験は、成績はともかく、滞り無く終了。
受験前の昼食はミスドのドーナツ1つとカフェオレ2杯だけ。少し空腹のまま受験したので、遅い昼食をと思ってましたが、雨が上がって真夏の暑さが戻っているようでなんだか食欲が失せてしまい、かと言って、この暑さの中大須とかへ遊びに行く気にもなれず、惰性のまま駅に戻り、そのまま帰宅しました。
TOEICは面白いですね。スコアにこだわると大変そうですが、結構ゲーム感覚で受験できるテストではないかと思いました。まあそれでも、リスニングが終了してリーディングを開始した直後、左手は緊張で震えてました。程よい緊張感は久し振りです。
次は年明けにまた受験してみようと思います。目標は、TNGのピカード艦長のぼそぼそした発音を聞き取りたいということとか、ジロやツールの英文サイトをストレス無く読みたい事です。
勉強も、文法は「ALL IN ONE Re-Start」をこのまま読み込むくらいにしておきます。それ以上は多分ヤル気になれなさそうだし。
他は英文字幕のある英語のコンテンツ、DVDとかを聴き込もうと思ってます。日本語字幕って直訳とは結構違っているのが面白いというか勉強になります。あと、英文の字幕のついた日本語アニメがネット上に多くありますが、あれも結構面白いです。深夜アニメとか普段は見れませんし、掲載されても著作権で削除される事が多いようですが、なぜか英文、とかスペイン語とか、の字幕がつくと削除は免除されるのでしょうか。もっとも、全てがそうではないようですが・・
あと、ツールなどの利用。手軽に翻訳するとか単語の意味をしらべるとか。またDVDとか数秒戻して何度も聞こうとするのは、通常は難しいです。操作に集中してしまって肝心のリスニングに影響がでてしまうのは本末転倒だし。
で、私の方法ですが、ウェブサービスやフリーソフトなどを色々試しています。
まずはYahoo翻訳。他にも翻訳サイトはありますが、私はこれを多用してます。単語辞書へのリンクが便利。翻訳の精度はイマイチのような気がしますが、使い勝手が良いので個人的に重宝してます。ちなみにですが、私はChromeを使ってます。IEはなんか重くって。
テープリライト用の KeyPlayer。このソフトで動画や音声を再生します。再生中にBキーを押せば2秒戻り再生続行。、(カンマ)だと5秒前です。進むのはNと。(ピリオド)です。私の環境では、戻りは問題なさそうですが、進む方は進んだり進まなかったりと動作が不安定でした。また一時停止はスペースキーです。
このソフトは、フォーカスが他のウィンドウにあっても、ShiftキーとCtrlキーを同時に押しながら前出のBキーなどを押すことで同じ動作をさせられますが、他のアプリケーションとバッティングする事もあります。私の環境では、Shift+Ctrl+スペースだとスキャンスナップマネージャーが起動します。脇によけておけば問題ないので、設定はこのままで使ってますが。
テープリライト用なので、再生しながらテキストエディタ、私はTeraPadを使ってます、で音声や字幕をテキスト化したりするのに便利です。アニメの日常表現の英文字幕を日本語と一緒にリストしておくと、和文英訳の面白いテキストになります。擬音とか相槌とか。また英語は同じ表現でも感情や状況の違いで単語を使い分けますが、そのいい勉強になると思ってます。もっとも、正しいのかどうかは不明ですが、ネイティブ目指しているわけではないのでよしとしましょう。
もっとも、面倒くさいので、結局はコンテンツを流しながら聞いていて、気づいた時にくり返して聞き返すという使い方が多いです。あまり構えるとやらなくなってしまうので、まずは気軽にという事を重視してます。これで学習効果がどの程度あるのかは、年明けに期待しましょう。
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2011年11月26日 (土)
光より速い粒子2 光は空間に沿って進むがニュートリノは?
空間が曲がるというのはどうにもイメージがわかないのですが、重力レンズ効果ではないかという現象が見つかっていたりするので、重力によって空間は曲がるのでしょう。そして、光は曲がった空間に沿って進むんだそうです。
さて、2点それぞれの座標がわかっている時、その間の距離はどうやって求めるのでしょうか。例えば、方眼紙に座標を書いて適当な2点を選び、その間の距離を調べるとしましょう。
直接ものさしを当てて測っても、座標の数値から数学的に求めても良いのですが、もし方眼紙がゆがんでいる場合はどうなるのでしょう。
ものさしを方眼紙に沿わせるのではなく、直接2点間を測ると、方眼紙上の座標から求めた距離よりは短くなりそうだと思いませんか?
というわけで、今回のニュートリノの光速越えの実験については、曲がった空間内では、同じ速さではあっても、光とニュートリノでは進む経路が違うので、ニュートリノが光より短い時間で到達出来たのではと思います。
でも、曲がった空間を直進するってどういう事でしょうか?
私には光の進む道がまっすぐに見えると思うので、ニュートリノの軌跡が曲って見えるのでしょうか?重力場を進む粒子のその軌跡が曲がれば、重力場から干渉される、つまり質量を持っているように見えます。ひょっとしてニュートリノの質量って、コリオリの力みたいな見かけの質量ってことはないんですよね?
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2011年11月22日 (火)
光より速い粒子
『光より速い粒子』というタイトルの本がかつて有りました。
タキオン粒子がそれでした。
タキオンは当時の物理理論上で存在可能でした。
その後、タキオンが存在出来ない理論が採用され現在に至ったらしいです。
ニュートリノが光速を超えたとしても、また辻褄の合う数学的理論が構築されるだけで、自然界は何も変わらないままでしょう。
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