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モンティ・ホール問題

アメリカの懸賞番組だったかで、3つのドアのうち1つのドアに車が入っていて、そのドアを選ぶとその車がもらえるというチャレンジ。

回答者が最初にドアを選んだあと、司会者が残りドアのうち、ハズレのドアを開き、回答者に選んだドアの変更を許可するというもの。

司会者がハズレのドアを開いたので、残るドアは2つ。どちらかに車は入っているわけで、変更してもしなくても確立は同じと思われていた。

ところが、ドアを変えた方が確立は高い。それも2倍になるという話。

 

最初に選んだドアが当たりである確率は1/3。選ばなかった2つのドアのどちらかが当たりである確率は2/3。これは当然ですよね。

司会者がドアを開けるか開けないかに関係なく、このチャレンジでのドアの変更とは、「3つのドアから1つを選択する」から「3つのドアから2つを選択する」への変更になります。当然、「3つのドアから2つを選択する」の方が当たる確率は2倍になるわけです。

この事例で間違いやすいのは、司会者がドアを開いた時、3択から2択に変わったと錯覚してしまう事です。

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似たような話ですが、昔ラジオで紹介された話題があります。

 

学生3人が100円ラーメンを食べ、100円ずつ代金を支払いました。

代金を受け取った店主は、学生さんだからと3人で50円おまけする事にし、おつり50円を渡すように店員へ指示しました。

この店員は、3人で50円は中途半端なので、一人毎に10円のおつりを渡し、残り20円は着服してしまいました。

さてそこで問題です。

最初に支払われたのは300円あったのに、90円x3人で270円と店員が着服した20円を足すと290円で10円消えてしまいました。

 

これも、学生さんが支払ったのは270円(支出)。店主にラーメン代金250円(収入)。店員の着服が20円(収入)。

別におかしくもなんでもないのですが、なぜか10円消えたような気がしてしまいます。

 

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