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MRI検査の原理は?

MRI検査の結果、第9胸椎の圧縮骨折が見つかった。

事故から半年以上経過して判明とは・・・痛みは訴え続けていたのに・・・これもコロナの影響だろうか?

 

追加でCT検査をして骨の状態を確認。その結果、コルセットを装着しての様子見となった。

コルセットは、フィットキュア・スパイン という、リュックサックのようなもので、背中には自分の背中の型を取ったキャストステーが入っている。

装着した翌日の夜には、時々感じる両手の震えが止まった事に気づいた。

「両手の痺れが無いか?」と聞かれていたが、特に感じていなかったが、この震えも痺れの一種だったようだ。

寝る時は外しているので、朝、起き上がる時は相変わらず痛い。

椅子に座っての作業はすぐ背中が痛くなっていたが、コルセットを装着してからは少し楽になった。

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CTで3D画像が得られる仕組みは、まあ理解出来るが、MRIはどうやって画像が得られるのかわからないので、ネットで調べてみた。

強い磁界の中で水素原子から出る電波を拾っているらしいのだが、どうやって細かい解像度が得られるのだろう?

核磁気共鳴という現象の説明は多いが、画像化についてシンプルな説明がなかなか見つけられなかった。

ピックアップコイルからは全体の情報が一緒に入ってくるのに、どうやって体の細かい部位毎の状態がわかるのだろう?

CT検査ではベッドがスライドして身長方向、装置が回転して断面を走査しているが、MRIでは機械的な走査はしていない。

 

わかった事は、

磁場の強さに応じて水素原子からの電波の周波数が違うこと。

傾斜磁場コイルによって、三次元方向それぞれに磁場の強さを変化させていること。

これらによって、三次元的な座標ごとの位置を周波数で区別できるようになるそうだ。

で、ピックアップした信号はフーリエ解析して周波数毎の成分に分ければ、その周波数によって位置が特定出来るらしい。

 

電波を当てて、帰ってくる電波を受信するのだが、時間経過による変化、長いものでも1秒以下だそうだが、それによって、その部位が何か、とか、症状がわかるそうだ。

それを何回も条件を変えながら測定して画像を得るらしい。

鮮明な画像を得るには相当な回数が必要らしく、その為に時間が30分ほどかかってしまうそうだ。

また、条件を変えながら検査するので、その条件に応じて装置のコイルが振動して、あの騒音が発生するらしい。

あの、「ヘムヘムヘイムヘム」と聞こえる音も、その時の条件によって発せられているわけだ。

電車のインバーターの音を音階調にした例があるくらいだから、MRIの音も少し調整して、ヘビメタとかトランス風にすれば、単調な検査も飽きずに受けれるかも。

 

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