気象FAXの受信
気象FAXの放送スケジュールや送信画像は気象庁の船舶向け天気図のページで確認できます。
ここでは、自分のPCからネットで公開されている受信局をリモートで操作して目的の気象FAXを受信します。
その受信音をリアルタイムで同じ自分のPCのFAX描画アプリへリダイレクトして、FAX画像を描画させます。
なんでそんな無意味な事をするのかというと、趣味としか言えません、hi。
今回は、「KiwiSDR Receivers Currently Online」というウェブサイトから、日本の受信局を選びました。
ソフトウェア無線機のリモート操作になります。詳細はここでは省略します。
周波数は、13986.60KHzのUSBとしました。周波数の微調整はFAX描画アプリのインジケーターで行います。
FAX描画アプリは「KG-FAX」を使いました。
プラウザからの受信音をFAX描画アプリにリダイレクトするには、以前は「ステレオミキサー」なるものがWindowsにはあったのですが、今はなくなっているようなので、別の方法を探しました。
「Voicemeeter Banana」というミキサーソフトが、かつての「ステレオミキサー」の機能を持っていたので、使ってみました。
受信画面です。
衛星画像の受信が終わり、階調バーの描画も終わって同期のみの状態です。
下半分が「KG-FAX」です。その右上に青く受信モニター(インジケーター)が表示されてます。
波形のピークを右側の点線位置に合うように、受信周波数を調整します。
上半分はKiwiSDRの操作画面です。
本来の衛星写真は
これが送信されていたので、受信画像はだいぶ乱れています。
文字の部分はほとんど読めません。
でも、目的は果たせました。
今回、ミキサーソフトをインストールして、サウンドの再生、録音は以下のように設定を変更しました。
なので、このミキサーソフトを起動していないと、録音も再生も出来ないので、使わない時は、スピーカーとマイクを選び直します。
常にこのミキサーソフトを使っていれば問題ないですが、音声リダイレクトが必要な事って、今はほとんどないので、今回のような特殊な事をしないなら、いらないでしょう。
「Voicemeeter Banana」の操作画面は以下です。
継続利用する場合は寄付をお願いしているドネーションソフトです。
A1またはA2の出力にスピーカー。B1またはB2にリダイレクトの出力。リダイレクト出力はB2になってました。
私の設定では、A1がスピーカー出力で、B2がリダイレクト出力。入力は右側のAUX側が有効でした。
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