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2021年6月16日 (水)

気象FAXの受信

気象FAXの放送スケジュールや送信画像は気象庁の船舶向け天気図のページで確認できます。

 

ここでは、自分のPCからネットで公開されている受信局をリモートで操作して目的の気象FAXを受信します。

その受信音をリアルタイムで同じ自分のPCのFAX描画アプリへリダイレクトして、FAX画像を描画させます。

なんでそんな無意味な事をするのかというと、趣味としか言えません、hi。

 

今回は、「KiwiSDR Receivers Currently Online」というウェブサイトから、日本の受信局を選びました。

ソフトウェア無線機のリモート操作になります。詳細はここでは省略します。

周波数は、13986.60KHzのUSBとしました。周波数の微調整はFAX描画アプリのインジケーターで行います。

FAX描画アプリは「KG-FAX」を使いました。

 

プラウザからの受信音をFAX描画アプリにリダイレクトするには、以前は「ステレオミキサー」なるものがWindowsにはあったのですが、今はなくなっているようなので、別の方法を探しました。

Voicemeeter Banana」というミキサーソフトが、かつての「ステレオミキサー」の機能を持っていたので、使ってみました。

 

受信画面です。

Kiwi02

衛星画像の受信が終わり、階調バーの描画も終わって同期のみの状態です。

下半分が「KG-FAX」です。その右上に青く受信モニター(インジケーター)が表示されてます。

波形のピークを右側の点線位置に合うように、受信周波数を調整します。

上半分はKiwiSDRの操作画面です。

本来の衛星写真は

Kiwi03

これが送信されていたので、受信画像はだいぶ乱れています。

文字の部分はほとんど読めません。

でも、目的は果たせました。

 

今回、ミキサーソフトをインストールして、サウンドの再生、録音は以下のように設定を変更しました。

Kiwi04 Kiwi05

なので、このミキサーソフトを起動していないと、録音も再生も出来ないので、使わない時は、スピーカーとマイクを選び直します。

常にこのミキサーソフトを使っていれば問題ないですが、音声リダイレクトが必要な事って、今はほとんどないので、今回のような特殊な事をしないなら、いらないでしょう。

 

Voicemeeter Banana」の操作画面は以下です。

Kiwi06

継続利用する場合は寄付をお願いしているドネーションソフトです。

A1またはA2の出力にスピーカー。B1またはB2にリダイレクトの出力。リダイレクト出力はB2になってました。

私の設定では、A1がスピーカー出力で、B2がリダイレクト出力。入力は右側のAUX側が有効でした。

 

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