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2018年10月27日 (土)

EXIF 写真の向きについて

iPadからの投稿画像がひっくり返っていた件

カメラで撮影した写真には上下がある。写真を見るときは上下を合わせた向きで見るのが普通だ。(今回、上下がきまれば左右も決まるとして話をすすめます。)

デジカメの場合、写真の下側はカメラの底面側に固定されている。なので、デジカメで撮影した写真は、底面側を常に下側にして表示される。

なので、カメラを横にして撮影した写真は横向きに表示されてしまうのだ。

iPadのカメラもデジカメと同様に、下側になる辺は決まっている。なので、iPadの向きによって、本来であれば、写真の表示は横向きだったり逆さまだったりするはずなのだが、実際にはそうはならず、重力方向の下が下側として写真は表示されている。(重力で判断できない時はシャッターボタンを右としているようだ。)

これは、写真を表示するとき、どっちが上かという情報を別に持っていて、それに応じて表示しているからだ。

この情報はiPadのオリジナルというわけではなく、EXIFというデータに記録され、jpeg画像のデータに含まれるようになっている。

EXIFには、カメラの型式とかレンズの焦点距離やシャッター速度なんかのデータも入っている。撮影した日時、場所のデータもある。

自宅で撮影した写真に自宅の場所データが含まれていて自宅がばれるという事が問題になったりしている。

EXIFは便利だが利用には注意が必要だ。

で、投稿された写真では、このEXIFデータは消えていた。なくても撮影した写真そのものには問題はない。ただ、上下が不明なだけだ。

iPadから投稿した写真は、iPadを逆さまに構えて撮影した写真だったようだ。iPadではEXIFの情報に従って正しい向きで表示されていたが、それが無いので、逆さまに表示されたのだった。

かつて写真はプリントして見るのが普通だった。

プリントされた写真は自由に回転させて見れるので、写真そのものに上下のデータは不要だったわけだ。しかし現在では、画面に正しく表示するために、やはり上下の情報は必要だろう。

 

 

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