タウンメイト(T90D)_チェーン調整
タウンメイトT90Dのチェーン調整
取扱説明書には、チェーンの張りの確認とその調整方法の説明がある。
まず、点検窓のゴムカバーをはずす。
ゴムは経年劣化でだいぶ固かった。写真では点検窓の中は真っ黒で何も見えないが、実際も真横からではチェーンが見えない状態だった。
点検窓を斜め上からのぞいてみると
だいぶチェーンはゆるんでいるようだ。
刻み目盛の状態は、後ろ側から数えて5ちょうどの位置にある。
では、チェーンの張り具合の調整作業を開始
まず、コッタピンを抜く。本来は、新品交換するのだが、今回は再利用するので、丁寧に抜く。
キャッスルナットをゆるめる。レンチは19mm。
1回転もゆるめれば手で回せる程度。キャッスルナットは3回転ほどゆるめておいた。
アクスルスプロケットナットをゆるめる。レンチは24mm。
こちらも、1回転ゆるめると、手で回せるほどゆるむ。手で軽く止まる程度にしめておく。
アジャスタナットを締めこむ側(後方から見て時計回り)に回し、チェーンを後ろに引っ張る。レンチは10mm。
アクスルスプロケットナットをゆるめすぎると、この時ガタが多くて都合が悪い。実は、最初ゆるめ過ぎて、刻み目盛での微調整が困難でした。
点検窓からチェーンの張り具合を確認しながら調整。今回は刻み目盛を1.5目盛分後ろに移動させました。
ナットを締め、コッタピンを戻します。キャッスルナットは締め付け後、少し戻し気味で穴位置を合わせました。
コッタピンを挿入。ピンは穴に通るように整形します。
ピン先端は取説のように曲げ、
点検窓のゴムキャップをつけて作業完了。
ゴムキャップは、はめ込んだ後、回してみて、溝がちゃんとはまったか確認。硬化しているので、押し付けただけだと不安。
作業完了と思っていたら、後輪のブレーキが・・・
タイヤ位置を後ろに引っ張ることでチェーンのタルミを調整したので、ブレーキも引っ張ることになっていました。
後輪のブレーキ調整
レンチは12mm。ナットは手でも回せるので、ワイヤーを手でゆるめながらナットを手で回した方が作業は速いです。
ブレーキの踏みしろを確認して、今度こそ作業完了、かな。
数キロ先のコンビニまで出かけてみました。変速のもたつきやチェーンの鳴りは解消しました。なんとなく壊れそうな感じがなくなって一安心です。
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