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2015年5月

2015年5月 1日 (金)

タウンメイト(T90D)_チェーン調整

タウンメイトT90Dのチェーン調整

取扱説明書には、チェーンの張りの確認とその調整方法の説明がある。

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まず、点検窓のゴムカバーをはずす。

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ゴムは経年劣化でだいぶ固かった。写真では点検窓の中は真っ黒で何も見えないが、実際も真横からではチェーンが見えない状態だった。

点検窓を斜め上からのぞいてみると

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だいぶチェーンはゆるんでいるようだ。

刻み目盛の状態は、後ろ側から数えて5ちょうどの位置にある。

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では、チェーンの張り具合の調整作業を開始

まず、コッタピンを抜く。本来は、新品交換するのだが、今回は再利用するので、丁寧に抜く。

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キャッスルナットをゆるめる。レンチは19mm。

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1回転もゆるめれば手で回せる程度。キャッスルナットは3回転ほどゆるめておいた。

アクスルスプロケットナットをゆるめる。レンチは24mm。

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こちらも、1回転ゆるめると、手で回せるほどゆるむ。手で軽く止まる程度にしめておく。

アジャスタナットを締めこむ側(後方から見て時計回り)に回し、チェーンを後ろに引っ張る。レンチは10mm。

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アクスルスプロケットナットをゆるめすぎると、この時ガタが多くて都合が悪い。実は、最初ゆるめ過ぎて、刻み目盛での微調整が困難でした。

点検窓からチェーンの張り具合を確認しながら調整。今回は刻み目盛を1.5目盛分後ろに移動させました。

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ナットを締め、コッタピンを戻します。キャッスルナットは締め付け後、少し戻し気味で穴位置を合わせました。

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コッタピンを挿入。ピンは穴に通るように整形します。

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ピン先端は取説のように曲げ、

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点検窓のゴムキャップをつけて作業完了。

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ゴムキャップは、はめ込んだ後、回してみて、溝がちゃんとはまったか確認。硬化しているので、押し付けただけだと不安。

作業完了と思っていたら、後輪のブレーキが・・・

タイヤ位置を後ろに引っ張ることでチェーンのタルミを調整したので、ブレーキも引っ張ることになっていました。

後輪のブレーキ調整

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レンチは12mm。ナットは手でも回せるので、ワイヤーを手でゆるめながらナットを手で回した方が作業は速いです。

ブレーキの踏みしろを確認して、今度こそ作業完了、かな。

数キロ先のコンビニまで出かけてみました。変速のもたつきやチェーンの鳴りは解消しました。なんとなく壊れそうな感じがなくなって一安心です。

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