DSM 使用例5 正四面体を描く-相貫線の利用-
DesignSpark Mechanical 1.0という3D CADの使用例です。今回は正四面体を描画します。
操作方法
1:正三角形を描く。これが、正四面体の一つの面になります。
2:正三角形の各頂点から、辺の長さを半径とする球を3つ描く。3つの球の交点が、正四面体の4つ目の頂点になる。
球を描くとき、1の正三角形のを描いたままのスケッチ面(格子の平面)で各頂点を選んで球を描くのが簡単です。3D表示に戻してしまうと、球を一つ描くと、その球(ソリッド)が邪魔になります。この場合は、結局正三角形の面をスケッチ面に選択する事になると思います。
同様に他の2つの頂点からも球を描きます。
ストラクチャービューをみると、3つの球は一つのソリッドに結合されています。相貫線を利用するので、結合されている事が必要です。
3:正四面体の残りの3つの辺を描きます。つまり、正三角形の各頂点から、3つの球の交わった点へ線を引きます。
引き方は色々ありますが、ここでは、描く線の両端が含まれるスケッチ面を選んで描画したいと思います。
3D表示にします。
ストラクチャビューを見ると、正三角形のはサーフェスになってしまい、それぞれの辺のラインは無くなってます。気にしないで次へ進みます。
3-1:正三角形の一つの頂点から、球の交わる点を含むスケッチ面を選んで線を引きます。
①線の描画を選びます。
②目的のスケッチ面には、この相貫線が含まれているはずなので、クリックします。下図はクリック直前の様子です。
クリックすると
③このスケッチ面で線を引きます。
引き終わったら、Escキーを押して、描画を終了させましょう。
④3D表示に戻ります。
3-2,3-3:同様にして他の2本の線を引きます。
線の描画を改めて選択します。ボタンは選択状態ですが、あえてもう一度クリックします。
スケッチ面が表示され、スケッチ面を選択できる画面になりました。
操作そのものは②③の繰り返しになります。選択する相貫線は下図の2つです。一つずつ選んで、②③をくりかえして、正四面体の残りの2辺を描きます。
4:ストラクチャビューに3で描いたラインが追加されています。
ストラクチャビューのソリッドのチェックを外し、球の表示を消して、正四面体だけを表示します。
各辺の長さが10の正四面体です。
今回はここまで
PS:DesignSpark Mechanical 2.0 が公開されてます。
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