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2014年2月 8日 (土)

DesignSpark Mechanical 1.0 使用例1 円筒の内部をくり抜く。

円筒を加工してみます。

 

DesignSpark Mechanical 1.0を起動します。

 

Pg001

 

メッシュで表示されたスケッチ面の中心を中心とした、高さ20mm、直径20mmの円柱を描きます。

 

まず、円を描きます。

 

Pg002

 

 

 

次に、プルコマンドを選択、円の面をクリックして選択する、選択した図形がオレンジになります。ひだりのオプションプルから、「両側にプル」をクリックします。

 

Pg003

 

 

 

選択した円盤をドラッグし、ドラッグしたまま、キーボードから20と入力してEnterキーを押します。この時、日本語モードになっているとうまくいきません。半角英数で入力します。

 

Pg004

 

 

 

 

 

次に、円筒の中心に、円筒状の空洞を作ろうと思います。半径は10mm、長さ10mm。上下左右の厚さが5mmになるような位置に空洞を作ります。

 

カーソルで絵の無いところをクリックします。

 

Pg093

 

 

 

スケッチボタンをクリックします。

 

Pg005

 

 

 

円筒を作ったまま、すぐにスケッチボタンを押すと

 

Pg094

 

 

 

という画面になります。これは、前回選択したスケッチ面が記憶されているためです。

 

モードメニューの3Dモード(緑の立方体)をクリックすると

 

Pg095

 

 

 

となります。

 

改めてスケッチボタンをクリック。

 

円筒の上面にカーソルを移動すると、上面が黄色くなります。(まだクリックしません。)

 

Pg006

 

 

 

クリックすると黄色の選択色は消えます。

 

Pg007

 

 

 

円筒の上面が含まれる平面がスケッチ面として選択されました。

 

画面下部に4つのアイコンが表示されました。右から2番目の「スケッチ面移動」ボタンをクリックすると

 

Pg009

 

 

 

スケッチ面に移動用のマークが現れます。

 

スケッチ面を5mm下に移動します。青の矢印を下へドラッグします。ドラッグしたまま、キーボードから数値5を入力し、Enterキーを押します。マウスの左ボタンは押したままでEnterキーを押して下さい。

 

Pg010

 

 

 

上はドラッグ中です。数値5を半角で入力し、Enterキーを押すと5mm下の面にスケッチ面が移動し、画面ではそこでの断面が表示されてます。移動用マークは、再度「スケッチ面移動」をクリックすると消えますが、そのまま円コマンドをクリックしても消えます。

 

中心に10mmの円を描きます。

 

Pg011

 

画面左のタブから「ストラクチャービュー」というタブをクリックします。「ストラ...」と表示されているかも。

 

Pg013_2

 

 

 

赤枠に画面上のオブジェクト、具体的には、Solid は円筒、カーブは今描いた円、があります。Solidのチェックをクリックしてはずします。カーソルがSolid位置にあるので、Solidである円筒は黄色く表示されます。

 

Pg014

 

 

 

カーソルを移動すると、黄色い円筒は消えて、円だけが表示されます。

 

Pg015

 

 

 

Solidのチェックがはずれています。この「ストラクチャービュー」で表示、選択、消去などが行えます。

 

3Dモードに戻ります。

 

Pg016

 

 

 

プルコマンドを選択し、円の内側をクリックして円盤を選択します。この円盤は、大きい円筒の上面から5mm下の位置にあります。

 

Pg017

 

 

 

円盤が選択されたまま、「ストラクチャービュー」のSolidのチェックボックスをクリックして、チェックマークをつけます。

 

Pg023

 

 

 

マウスがSolid位置にあるので、円筒はチェックをクリックする前から黄色で表示されます。

 

チェックをマークしてカーソルを移動すると、緑の円筒内部に円盤が透けて見えてます。

 

Pg024

 

 

 

このまま円筒以外の白い部分をマウスで下にドラッグします。

 

Pg025

 

 

 

ドラッグしたまま、キーボードから半角英数で10を入力し、Enterキーを押します。

 

Pg026

 

 

 

これで、大きい円柱の内部に円柱状の穴が開きました。確認するには、表示を変更します。

 

表示タブをクリックします。

 

Pg027

 

 

 

グラフィックボタンをクリックすると、サブメニューが開きます。

 

Pg030

 

 

 

「隠線表示」をクリックします。

 

Pg096

 

または

 

Pg097

 

 

 

と表示され、内部の様子がわかります。

 

表示タブ-「グラフィックスボタン」-「シューディング」をクリックして表示を戻します。

 

Pg031

 

 

 

デザインタブをクリックし、プルコマンドで、上面をドラッグしてみましょう。ドラッグしたまま上下に動かして、中心の穴を確認します。

 

Pg033

 

 

 

ドラッグを適当な場所でやめ、Ctrlキーを押しながらzキーを押す(Ctrl+Z と表示されたりする。Zは大文字である必要はない。Ctrlキーとzキーの二つだけ同時に押す。Shiftキーは関係無い。同時とはいっても、Ctrlキーを先に押す方が良い。)と、プル操作がキャンセルされます。

 

 

 

色々試してみた結果、描画は「スケッチモード」か「断面モード」で描画する面を表示してそこに描画する。描画した平面図形をプルコマンドで立体化する。この繰り返しが3DCADの使い方のコツのように思います。

 


PS:DesignSpark Mechanical 2.0 が公開されてます。

 

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コメント

この円筒ではないですが、もっと大きい円筒に四角柱やら三角錐を乗せた王冠のような物を作りたいんですが。
この円に沿うように物を配置するのはどうすれば良いのでしょうか?

投稿: ZOP | 2014年2月13日 (木) 15時44分

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