DesignSpark Mechanical 1.0 チュートリアル実行(3) 肝心な所が・・・
チュートリアル では、次のHOLED CUBEをまた初めから作図するようになっている。指示に従って作図をはじめる。
まず、平面ビューを表示して、25mm角の正方形を描く。この時、平面座標上のどの位置に四角を配置するかの指示がチュートリアルには無い。
じつはこの後、PIN と HOLED の CUBE を合体させるのだが、その位置決め方法についての指示がとてもあやふやなのだ。
おかげで、チュートリアル通りにやっていたのに、合体がずれてしまったのだ。
どういう事かは、合体する時にわかるだろう。
座標の事はわすれて、作業をすすめる。四角をプルで立体にして穴をあける。
反対面を通り抜けるまでドラッグして、2面分の穴を一回で開けてしまおう。
これで、HOLED CUBE 完成。とりあえず、新しい名前で保存しておく。
次は合体操作だ。画面は閉じず、ファイルタブのメニューから、開くを選び、先に作った PIN CUBE を開く。
開いたら、マウスでトリプルクリックして、PIN CUBE 全体を選択し、移動ツールを選んでおく。移動ツールを選ぶと、選択された部分に座標を表す表示が現れる。
上の図のように、新しく開いた図面のタブが下のタブ部分に追加されている。3クリックで選択されて、全体の色が選択された色になっている。また、移動ツールが選ばれているので、座標表示も CUBE 上に現れている。
この PIN CUBE をクリップボードにコピーする。Ctrl-Cでも良いし、リボンの「クリップボード」グループのコピーボタンをクリックしても良い。
HOLED CUBE の図面タブをクリックして、HOLED CUBE を表示させる。そして、クリップボードの PIN CUBE をペーストする。Ctrl-V でも、リボンの貼り付けボタンでも良い。
少しずれているけれど、二つが重なっている。これは、ほぼ同じ座標に描画したので、当然こうなるわけだ。
マウスで余計なところをクリックしていなければ、 PIN CUBE が選択されたままになっているはず。座標記号の矢印のどれかをゆっくりドラッグすると、その矢印の方向に画像を移動させることが出来る。ドラッグの最初は、クリックしたまま少し止まって待つようにすると、スムーズに移動できるようだ。せっかちはダメ。
Y軸の黄緑の矢印をドラッグし始めた所。
重なっていた CUBE を引き離した所だ。次は、接触する面を指定して、この二つを合体させるのだが、PIN穴位置はとりあえず無視して、サイコロの面と面が接触するように移動させる方法をここでは覚えよう。
マウスカーソルで座標の原点の根本を持つと、この座標記号を移動させることが出来る。上の図は、座標記号をドラッグして、合体するときに接触する面を選択した所。
この選択した面が、接触する面になる。
上図は、青い矢印をクリックすると表示されるメニューの「ボディまで」にカーソルを合わせた所だ。これをクリックし、接触させる面をクリックすると、移動して合体するのだ。
この時、相手の面が見えなければ、スピンで見えるようにしてクリックすれば良い。
スピンで接触させる相手の面にマウスを合わせた所。クリックすると合体する。
相手の接触面をクリックした直後の様子。
XY面を見ると、ずれているのが分かる。この投影面を表示させるには、左下の座標軸をクリックするか、リボンの「向き」の中青い立体から平面図、最初に四角を描いた平面、を選ぶ。
このずれは、平面図に四角を描いた時のズレである。移動ツールで移動させて、ぴったり合体させてみよう。
1mmメッシュに25mm角なので、ズレは0.5mm±Nmm、ドラッグで近い値を探して数値を0.5単位でまるめて入力するとぴったり合体する。
おまけ: HOLED CUBE を3クリックで選択し、表示タブで透明のハッチングを選んでみた。適当な所をクリックして、選択中を解除すると、半透明になって、合体の様子がわかるようになった。
(4)につづく
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