がんワクチンの治療効果は2.6%という割合と90/数千の近似
NHKの番組で、がんのワクチン治療についての番組をやっていた。
Tキラー細胞ががん細胞を攻撃することで、がんが死滅する効果を狙う治療らしい。
T細胞は免疫細胞の1つ。がん細胞の表面のペプチドを目印に攻撃をするそうだ。
ところが、このワクチン治療の効果が、2.6%と低かったという報告が信頼すべき所から出た為、一時研究は下火になってしまったそうだ。
そんな中、日本で研究を続けていた人がいて、がんの表面にあるペプチドを調べ、数千のペプチドがあることがわかり、その中で、治療に有効なペプチドが90あることがわかったそうだ。
その有効なペプチドに対してワクチンを作れば、効果の高いワクチンが出来るだろうという話と、薬のビジネスの話に番組は進んでいったが、途中で飽きて野球に戻ってしまった。
で、タイトルの話になるのだが、数千のペプチドの中で、治療効果の期待できるペプチドの候補が90有った。数千分の90。数千がいくつかにもよるけれど、2.6%という数値は近いと思う。
一見、2.6%という数値は、治療効果としては小さいかもしれないけれど、じつは何かの真実が含まれていたんだと思いたい。まあ、偶然かもしれないけれど。
明日、私は9ヶ月前の膀胱がんの手術の術後経過を見る検査を受けに病院へ行きます。
その前夜にがんの番組を見るというのも、何かの縁でしょうか?やな縁だな。
検査は、手術の1ヶ月後、3ヶ月後につづいて3回目です。膀胱鏡というカテーテル器具を尿道から膀胱へ入れて目視で検査します。麻酔ゼリーを尿道に入れてからカテーテルを挿入するのですが、独特の違和感というか重痛い感じが中々慣れません。
今から憂鬱です。
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